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【レビュー】LG製ウルトラワイドモニター長期レビュー【コスパ最強】

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LG製34型曲面ウルトラワイドモニターを、約3年半使用しました。

私は以前にフルHD(1920*1080)のモニタ2枚で画面を拡張していましたが、視認性と作業効率アップのためにウルトラワイドモニタを導入することに。

お値段的に手を出しやすかったLG製のモニタを導入した結果、作業効率が爆上がりし、コスパの良い買い物ができました。

この記事ではLG製ウルトラワイドモニタを使ったリアルな感想と、メリット・デメリットがわかります。

もしもお使いのパソコンがUSB-C充電対応なら、今回レビューする商品の上位互換にあたる34WP75C-Bのほうをおすすめします。(理由はこちらから)

目次

LG製のクオリティと耐久性・曲面について

私が3年前に34WP60C-Bを買うときに、実際に悩んでいたことをQAでまとめました。

LG製モニタのクオリティと耐久性が心配。

3年半故障なしで使えています。モニタを使う上での最低限の機能は完備されていて、他メーカより安くてコスパ最強です。

曲面モニタを使ったことがないので、見え方に心配。

個人的には違和感がなく、直線と変わらない使用感。曲面のおかげで、画面の両端が見やすいです。

34WP60C-Bのスペック

スペック(タップで開きます)
モニタスペックサイズ34インチ
パネルの種類VAパネル
画面比21:9
表面処理ノングレア(非光沢)
映像の通信規格HDMI×2 Displayport×1
湾曲率R1800(控えめの曲線)
調節機構モニタ高さ×
上下の角度調節
左右の角度調節×
背面の通信ポート

スペック的には高品位機種ではありませんが、必要最適減の機能はちゃんと兼ね備えている印象です。

モニタの高さの調節機構はなく固定ですが、3年半使用していて特に不便はしていません。どうしても気になるならば、別売りの上下調節できるモニタアームを使う手もあります。

34WP60C-Bのレビュー

外観・サイズ感について思うこと

モニタの横長サイズは約81cmでした。初めて使う方は、存在感に驚くかもしれません。

使い始めはさすがに大きすぎないかこれ?と不安になりましたが、使い慣れた今ではなんとも思わなくなりました(笑)

開封するとスタンドとモニタは別々に入っており、ネジ締めしてくっつける作業が必要ですが、工具は不要です。

スタンドをくっつけた後に、つまみの部分を回せば合体するようになっています。

モニタ側のねじ穴
スタンド側のオスねじ
差し込んで、つまみだけでネジ締めができます

パネルの取り付け規格は100×100のVESA規格。スタンドでなくモニターアームに付け替えることも可能です。

ちなみに、モニタースタンドはメーカーごとに個性があり、LGのウルトラワイド型はアーチ型です。ここは人それぞれ好みが分かれるところです。

このアーチデザインは、個人的にうーん…なんですが、モニタの映り自体には関係がないため、ここはコスパ最優先で妥協しました(笑)

設定の仕方はシンプル

設定変更は、モニタ中央下にある操作スティックでやります。スティック操作で直感的に設定変更できるのも地味にいいと感じるポイントです。

設定の仕方はスティックを4方向に倒すだけ

メニューを開かずとも、明るさ・イヤホンの音量は、スティックを4方向のどれかに倒すと設定を簡単に変更できます。

ちなみにメニュー画面は、スティックを押すと現れます。

ゲームモードなどで、画面の色調を変化させられます。FPSなどのゲームをする方には、うれしい機能では。

配線は1.5mでちょうどいい長さ

HDMIと電源ケーブルを刺しています。電源・HDMIの付属ケーブルの長さはともに1.5m。 私はモニタの真横にパソコンを置いてますが楽々届いてます。

角度は前後のみ調節可能。長期使用で不便はなし

34WP60C-Bは上下方向の角度を調節することができます。

モニタ本体の高さ、横方向の角度は調節できないので要注意です。

最も上を向いた状態
最も下を向いた状態

34WP60C-Bのいいところ

横に2画面開けるから、作業効率が上がる。縦もフルHDの1.3倍

表示できる画面が1つ増えるため、作業効率が爆上がりします。Webを見ながらエクセルを開いてWebページの情報をまとめたり、YouTubeを見ながら、もう片側で作業することも可能です。

両端が見やすく、違和感ゼロの曲面モニタ

曲面モニターではありますが、直線モニタと変わらない視野感です。

パネルは視野角が広くないとされているVAパネルです。YouTubeや映画視聴・動画編集でガッツリ使っていましたが、デスクに置いて正面から使う上では不便を感じたことはありません。

3年使って故障ゼロ。耐久性問題なし

海外製の商品でやっぱり気になるのは、耐久性。

私も例によって、すぐ壊れたらどうしようとか思いましたが、使って3年半故障は起きず、杞憂に終わりました。

ちなみに、Amazonの商品サイトには3年無料保証付きとあるので、初期不良・自然故障におびえなくてもよさそうです。

34WP60C-Bの気になったところ

モニタスタンドの安定感が強くない

アーチ状のスタンドが原因かもしれませんが、モニタがやや手前側へ倒れる力に弱いように感じます。

写真は手で傾けるときの様子。手前方向に簡単に傾きます。それで大丈夫なの?と感じますが、モニタが倒れたことは1度もありません。

特に私の地域では、以前に家が壊れるんじゃないかというくらいの震度6の地震が来ましたが、その時も倒れることはありませんでした。

内臓スピーカーはなし

モニターにスピーカーはついていません。パソコンのスピーカーを使いましょう。

調節機構は上下方向の傾きだけ

34WP60C-Bは、上下方向の角度調節はできますが、左右方向の角度とモニタの高さを変えることができません。

モニタの高さの調節機構はなく固定ですが、3年半使用していて特に不便はしていません。どうしても気になるならば、別売りの高さ調節できるモニタアームを使う手もあります。

Adobe製品でモニタが原因と思われるバグあり

動画編集をする際にAdobePremiereProにて、一部操作が正常にできないなどの、ウルトラワイドモニタが原因と思われるバグに遭遇しました。(2024年の時点)

モニターの問題ではないのですが、PremiereProをウルトラワイドモニタで使用する際は要注意です。

USB-C充電対応のパソコンなら、34WP75C-Bがおすすめ

あなたのパソコンがUSB-C充電(USB PD充電)に対応していたら、紹介してきた34WP60C-Bよりもひとつ上のグレードの34WP75C-Bがおすすめです。

レビューしてきた34WP60C-Bよりは多少高くなりますが、、値段差以上にスペックがいいので断然おすすめします。

PD対応パソコンの場合、ケーブルはUSB-C1本だけでOK

34WP75C-BにはPD対応のUSB-C端子が搭載しています。

さらにはLANポートもついており、モニタ経由で有線インターネット通信も可能です。少しでもインターネット通信速度を早くしたい方は有線通信のほうがいいですよね。

この端子を使えば、パソコン⇔モニタ間のケーブルがUSB-C1本だけで映像・パソコンの充電・有線インターネット通信をUSBケーブル1本でまかなうことが可能です。

特にパソコンを頻繁に持ち運ぶ方は、ケーブルの抜き差しが1本だけになり、すごく快適になります!

それでも値段差は約6,000円

値段差は、紹介してきた34WP60C-Bと34WP75C-Bの値段差は今のところ約6,000円程度。(5月現在)

この値段差ならば、お持ちのパソコンがUSB-C充電対応の方は、ワンランク上の34WP75C-Bを検討するのは大いにありです。

ちなみに私が2021年に購入したときはセールで5万円以下で買いました。物価高がモニターにも直撃していますね。

まとめ

毎日パソコンで作業をするよ、という方には非常におすすめのウルトラワイドモニター。 導入したら、見やすいモニターで作業効率爆上がりまったなしです。

34WP60C-Bがおすすめの人
  • 値段の安さが最優先の方
  • お持ちのパソコンがUSB-C非対応の方
  • 映像出力がHDMI・Displayポートで十分な人
34WP75C-Bがおすすめの人
  • お持ちのパソコンがUSB-C充電対応の方
  • USB-C充電対応のパソコンを買う予定の人
  • 多少金額が上がっても、角度やモニタ高さの調整機構が欲しい人
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